従属ではなく、対話と共創で働く時代へ:強者とどう折り合うか
歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、「平和とは、弱者が強者に従うことによって成り立つ」とする世界観の危うさを警告しています。これはトランプ氏のようなゼロサム的思考に基づくもので、「強者の意向に従えば争いは起こらない」という考え方です。しかし、そこに自由や正義といった普遍的価値観は存在しません。力による支配が広がりつつある今、かっての「協力」や「共通の価値」がつくっていた秩序の土台が揺らいでいます。
この問題は、国家間だけでなく、私たちが日々働く「職場」の中にも潜んでいます。上司や組織の方針に疑問を感じても、「従うことで丸く収まる」と自己抑制してしまう——そんな経験、ありませんか?
ですが、現代の働き方において重要なのは、ただ従うことではありません。たとえ相手が「強者」であっても、対話の余地を見出し、協働のかたちを模索することが、職場での健全な関係性を築く第一歩です。
そのためには、意見の伝え方、立場の違う人との交渉術、自分の価値を明確に伝えるスキルなど、「対話力」の習得が欠かせません。さらに、自分の専門性を高めていくことが、対等な関係性の土台になります。
当方では現在、採用面接の模擬訓練(Zoomで2回・60分)を、先着3名様に無料で提供中です。実践を通じて、自分の言葉で自分を伝える力を磨き、「従う」から「共に働く」関係に向けた、あなたらしい働き方を一緒に見つけてみませんか?
▼無料セッションのご予約はこちらから
ご予約ページ - 古屋進のキャリアコンサルティング